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韓国インラインスケート事情(2003年5月)

少し前の話ですが、今年の5月20日から25日まで韓国へ行く機会がありました。その際に韓国のインラインスケート事情を取材してきました。

「今、韓国は空前のインライン・スケートブームだ」と事前に聞いていました。しかし韓国の空港に降り立ってからソウル市内を観光する間も、一度もスケーターの姿を見かけません。川を電車で越える時に電車の窓から、川沿いのサイクリングロードを滑るスケーターらしき人影を一瞬見ただけです(それも一人だけ)。街中でもインラインを素材として扱ったポスター・広告などもありせん。「本当にブームなのだろうか」という感じでした。

そこでデパートの売り場に行ってみる事にしました。韓国でも有名なロッテデパートです。確かに売り場はありました。大きさは日本のインライン売り場と同じぐらいで、売っている製品も日本とほぼ同じラインアップです。ちょっと驚いたのはその値段です。最近は韓国の物価もかなり上昇し、多くのものが日本と変わらない値段がします(タクシーなどは日本の3分の1ぐらいの感じです)。ところがインラインは日本よりも2−3割高い値段がついています。日本で3万円台で買える中・上級者向けブーツは4−5万円ぐらいでしょうか。輸入しているからかも知れません。面白い事にヒーリーズも同じように高いですがヒーリーズは韓国で製造しているのだそうです。

売り場を見る限りでも、日本と比べて流行っているという印象はありません。そこで店員に聞いてみました。すると....

韓国ではインラインスケートやヒーリーズは大ブームだと言うのです。正確な人数はわかりませんがインライン人口は数百万人いるらしい。子供のいる家庭ならほぼ間違いなくスケートが一足はあるとの事。韓国の人口が日本の半分以下(2003年で約4800万人)という事を考えれば驚く程のインライン人口です。なぜ街中でスケータを見かけないのか、という疑問については、車道は危険で歩道もでこぼこなのでいわゆるシティランは危なくて楽しめないからという返事でした。韓国の交通事情として、国民全般に道路は車優先のような意識があり、歩行者にはあまりやさしくない車社会のようです。それでもイベントとして、前後に伴走車をつけてシティランをする事もあるらしい。ナイトランなどは考えられないような感じです。ソウル市内であれば川沿いに、オリンピック公園からワールドカップ会場まで滑って往復するコース(サイクリングロード)があり、スケーターはそこをよく滑っているそうです。スケーターの集まる場所として、オリンピック公園とワールドカップ会場がメインだと聞きました。なるほどオリンピック公園か...


オリンピック公園に行ってみました。大変きれいで立派な公園です。池や噴水、体育館やスタジアムと多くの植え込みなど、散策するのにも丁度いい近代的な作りで印象としては大阪の長居公園のような感じです。大広場も石畳ではなく全面が滑走可能という羨ましい状況です。金曜日に行きましたが、週末の駒沢公園のように大広場のあちこちにスケートを楽しむ人がいます。スケーターから話を聞く事にしました。

インラインスケート・ブームについては一年半ぐらいまえから突然ブームになったそうです。明確な理由は不明ですが、どうもワールドカップで国全体が盛り上がり、スポーツへの意識が高まったところで、サッカーの代わりにインライン人気に繋がったらしい。では何故テニスや他のスポーツではなくインラインなのか。冬が寒い韓国ではアイススケートはかなり一般的です。特に冬場は運動不足気味になるので国民に間では「もっとスポーツをしなくては」という意識が常にあるらしい。そこでスポーツ・ブームと夏でもできるスケート、ということでインラインになったらしいのです。

確かに滑っているスケーターのフォームを見るとアイススケートが入っている人が多い。人数の割に突出して上手い人が少ない。長い人でも2年未満のインライン歴しかないと考えれば納得できます。追加情報でどうやら2−3ヶ月前に一般道路でインラインスケートを禁止する法律ができたらしい。街中で見かけないのも頷けます。金曜日のオリンピック公園も私の目から見れば盛況だと思うのですが、週末はこんなものではないらしい。そこで週末も出直してみることにしました。


土曜日のオリンピック公園です。「うわっ」というぐらいのスケーターがいます。確かにスゴイ数でインラインがブームだと言う事を納得しました。かなり広い大広場ですが、スケーターを避けて歩かないと、歩けません。左右をよく見ていないと衝突の危険が常にあります。講習会をするグループやコーンを並べてスラロームに励む人など、滑り方も様々です。ホッケーをしている人たちもいました。ただインライン・ダンスについては見かけませんでした。話を聞く限りダンスをするサークルもあるそうですが。


広場の周囲は自然と周回コースになっており反時計回りというルールがあるようです。広場の内部に入るためにはこの周回コースを横切る必要があるのですが、スケーターが次々と途切れることなく滑ってくるのでちょっと怖いぐらいです。

ソウル市内にはインラインスケートの専門店がいくつかあるのですが、そのうちの1軒を尋ねてみました。オリンピック公園の周囲は、日本の公団住宅のような選手村を活用した団地になっています。オリンピック公園の周囲に何軒かあるそうですが、一軒はその団地の1Fでコンビニ(ファミリーマート)の隣にありました。中はあまり広くなく、本当にインラインスケートととその関連グッズしかおいていません。日本のスポーツ用品店で、マウンテンバイクやスノボなどに混じって売り場があるのではなく本当にインラインの専門店でした。値段もロッテデパートよりも少し安いようですが、日本より割高なのは変わらないようです。


今回の旅行で韓国のインラインスケート・ブームを目の当たりに見て羨ましく思いました。道路事情などは日本の方がはるかに恵まれていると思いますし、スケートの値段も日本のほうが安いのは驚きでした。物価の違いを考慮すると日本人の感覚では10万円近い買い物ではないかと思います。それでもスケータが数百万人います。ヒリーズもかなり人気で、ロッテデパート一店だけでも一日に200-300足が売れ品薄が続いてるそうです。その数百万人のスケーターの大半はまだスケート歴が1-2年しかないわけで、まだまだ未発展な分野も多いと思います。プロとしてパフォーマンスやダンスを実演できるチームはないようで、ケーズ・クルーも韓国進出を考えてもいいのではないかと思いました。韓国のインライン・ファンの皆さん、是非ケーズ・クルーを招いてください(笑)。

今回の韓国旅行でお店の方やスケーターから詳しい話が聞けたのも、日本語が堪な韓国の友人のお陰です。本当にありがとうございました。(取材・文章: ケーズ・クルー 的場 晃久)

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